原発から20㎞圏内ラインが村内にかかる川内村に演奏&交流のためやってきた。

川内村は海には面していないものの太平洋からはほど近く、福島第一原発のある大熊町のとなり町という、ひと山越して内陸に入ったという感じのところである。
去年の震災時は大熊町から多くのかたが避難し、
そしてさらにその後、この川内村そのものも避難せざるをえなくなったという事情をかかえている。
太平洋から少ししか離れてないんだし、温暖なところなんだろうなぁというイメージとはうらはらに標高が高いので高原特有のきびしい冷え込みで冬はほとんどマイナス気温というところ。(もちろん夏は涼しい!)
でも、秋田と違って雪はほとんどない...ということだったが、
ここしばらく福島地方は大荒れで大雪のあとに来たせいか3月だと言うのにかなりの積雪があった。

渓流の支流沿いにケヤキが...。
わたしのイメージでは渓流というとブナ!というイメージだが、
ここではりっぱなケヤキがけっこうありました。
美しい村です。


ここは、福島でも著名な陶芸家のSさんが工房をかまえて長年住んでいる。
フォレスト・ノートの相棒、ブルースの長年のおつきあいのあるかたでもあります。

大規模な展示会を控えてるため作品は工房内には少なめであった。

いまだに余震の多い当地で、私などは少し恐さを感じたりもしていたのだが、
皆さんはもうすっかり「あ、また揺れたねぇ」などと慣れてしまったご様子。
耐性というかなんというか...よいことではない気がしますが...。
さて、次々と繰り出される奥様の天才的料理と秋田の地酒が大活躍!

Sさんは、とっても粋なかたで...
この日のために雪中の宴を準備してくれた。
雪見+月見の語らいの場を野外に設定してくれたわけだ!
このシチュエーションが、皆さんの胸にしまった想いを吐き出しての楽しい時間となった。
またまた、秋田の酒は大好評。ブルースもご満悦。

普段はそんな話をすることはほとんどないそうですが...
めずらしく自分たちのかなり深刻な震災直後の話も笑い話に変えて話せた。
私としては、『意外と元気で楽しくやってる』とかじゃなくて、
音楽もそうなんだけれど、いわゆる『解放された時間』が必要なんだなぁということを放送で伝えたかった。
光量が少ないためにその時の雰囲気はラジオのO.A.でお伝えした通りだが、
場所としては↓朝起きてみたらこんな感じなのです。う~ん、野外"掘りコタツ"!

朝、近くの高台に登ってみたり村内を約2時間ほど歩いてみた。
人口2000人の村に現在200人ほどが暮らしている。
4月には行政のほうでも村民の帰宅に向けて舵をきるとのこと。
だが、もともと300人の児童がいた小学校は10人ほどの学校となってしまうとのこと。
美しい村の風景。
だが人々がいなくひっそりとし、植物は妙に鮮やか。
コメントは難しい(?)ので控えるとして、風景の写真を並べます。

































